株式会社 中野工務店 設計施工例−File4


真壁の数奇屋風切妻住宅 松本市 T邸


■夫婦+子供1人+老人
■木造2階建て
■敷地面積     坪
■1F床面積 58.9坪
■2F床面積 22.7坪




 古くからの上座敷・下座敷を持った住居を、座敷を残しつつ大幅に改築した住宅です。

 柱を露出させた真壁に、土壁風の色合いのセラミックサイディング貼りの外観で、緑に囲まれた中、由緒ある趣を出しています。

 玄関は原木で縁取り、下屋根と竹垣を配して和の歴史を感じさせます。




 玄関ホールには中庭の明かりが入ります。
 この中庭を境に、右側が居住空間、左側が接客空間と分かれ、プライベートとパブリックを明確に仕切っています。



 欄間の透かし彫りが美しい本格的書院造りの上座敷です。
 改築に当たり、主要部分は残しつつ、新築の香り漂う仕上げを施しました。



 住居部分2階には、伝統的な外観とは異なり、現代風にロフト&クローゼット付き子供部屋。
 実は1Fと2FにそれぞれLDKを持つ2世帯住宅としても対応されているのです。